樹木希林の愛読書100冊

樹木希林さんは読書家だったけれど、本は100冊と決めていたそうです。

それを超えて好きな本ができたら、1冊を人にあげてしまう。

そうしていつも100冊しか持たないようにしてたとか。

多くの赤線が引かれたり折り目があるなど、かなり読み込んだ形跡があったそうです。

絞るのは大変なこと

本好きな人間にとって100冊というのは、ほんの少しでしかありません。

うちの家にはスライド式の本棚があるのですが、そこに入りきれなかった本のために小さな本棚もあります。

この小さな本棚だけで、今数えてみたら100冊超えていました。

全部ではいったい何冊になるんだろう(怖)。

自分がこんな状態だからこそ、希林さんが100冊と決めていたのに感心するし、何の本を持っていたかが気になります。

残した100冊

週刊新潮にその本のタイトルと、それらの本についての記事が載っていました。

私の読んでいる本とはかすりもしません。

▼一番多いのが長谷川四郎(作家、戯曲作家)の本。

当時人気だったブレヒト(ドイツの劇作家、演出家)の研究本も出している人で、さすがこのあたりは女優さんですね。演技の参考にしたのでしょうか。

▼「陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝―」は安田財閥の創始者、安田善次郎の伝記です。

その本の中の、「陰徳を積め」という言葉を丸で囲んでいたそうです。

見返りを期待しない「陰徳を積む」生き方は、希林さんの人生そのもの。

最初の夫と一緒に旗揚げした劇団を経済的に支えたのは希林さんですし、もちろん内田裕也さんもそうです。

希林さんが亡くなる年、裕也さんへのお手当はどのくらいとの質問に、「月250万円」と答えたそうです。

▼変わったところでは、「乱歩の軌跡―父の貼雑帖から」という、江戸川乱歩の長男が書いた本。

乱歩の職業遍歴や転居の記録をもとにした伝記なのですが、住んだ家の細かな手書きの間取図が19枚も入っています。

希林さんは台の間取図好きで、不動産で財を成していました。

▼「神(サムシング・グレート)と見えない世界」(矢作直樹・村上和雄)は、蔵書の中で一番多くの線が引かれていた本です。

アンチエイジングは無駄なのです。(略)つまり加齢という自然法則には勝てません。(略)むしろ『見事に死ぬ』『どう老いるか』を論じるほうが、健康的で自然です。

こうした文章から、希林さんはどう老いて、どう死ぬかを考え、決めて行ったのでしょう。

内田裕也さんに関する本も、娘の也哉子さんの書いた本も入っています。

着物の本もあります。

仕事も家族も趣味の着物も、すべて大切にされていたのでしょう。

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希林さんの読書は、しっかりと読み込み、自分の考えや人生を形づくる助けとするような読書のしかたです。

100冊という数と同時に、その読み方も参考にしたいです。

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