キャパはおちょこ並みの大きさ

先日、看護師さんから高次脳機能障害について簡単な説明を受けました。

高次脳機能障害とは、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害や脳外傷などによって脳がダメージを受けて生じる障害。

記憶や集中、計算、計画を立てる、話すなどさまざまなことがうまくいかなくなります。

夫も左半分に注意がいかない、感情のコントロールができない(涙もろい)などが見られます。

面会のときに夫と今後のデイケアについて話していたら、訪問リハビリをどこの事業所に頼むかという点で、どちらかが勘違いしていることに気付きました。

ケアマネさんも私と同じように受け取っていたようなので、夫がなぜそんな思い込みをしたのかわかりませんが、これも高次脳機能障害のせいなんだろうかと急に心配になりました。

後で息子に電話でそのことを言ったのですが、話しているうちに大したことではないと思えてきました。

勘違いくらい誰にでもあるし、事業所は変更してもらえばいいことだし。

なんですぐに動揺してしまうんだろう。

「キャパがちいさいわ。すぐにいっぱいになってしまう」と息子に言うと、「おちょこぐらいの大きさやな」と笑われました。

そして、「脳の血管が破れたんだから何らかの障害があって当然」と言われて、それもそうだと納得しました。

いつまでに治さなくてはという期限があるわけでなし、ゆっくり暮らしていけばいいんだからという言葉に、気持ちが少し楽になりました。

左半身マヒ以外の障害はないほうがいい、あったら困る、という気持ちがあるので、少しでも以前と違うように思える所があるとすぐ反応してしまうのでしょうね。

もうちょっとどっしり構えないと。

おちょこ並みのキャパはすぐには変えられませんが、もっと落ち着かなくては。

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