紙に願いを書くと叶うと言います。
いったん書いてしまうと、書いたことを忘れてもいずれ叶うのだとか。
いろんな人がいろんな本で書いているので、おそらく本当なのだと思います。
最近読んだ本で、もっと積極的に書いて叶える方法があるのを知りました。
叶うまで書き続ける
セミナーやコンサルティング活動をしているアメリカ女性が、あるときギリシャで講座を開いてほしいという依頼を受けます。
引き受けたものの、申込者が少なくて中止になりそうな雲行きになってきます。
そこで彼女は、主催者から「講座は予定通り開催します」という電話をもらうまで、来る日も来る日も講座について書くことを決心します。
パンフレットの写真を見ながらギリシャの風景を心に思い浮かべ、講座が満員になって申し込みを断らなくてはいけないのではないかと書きます。
参加者たちが精力的に、生き生きと講座を受けているところ、夜になると満ち足りた思い出ベッドに入る自分、すがすがしい気持ちで目覚める朝などについて書きます。
もちろん書くだけではなく、電話をかけたり、冊子を配ったり、ネットで申し込みを受けられるようにメールを送ったりなどの努力もしますが、よい兆候は現れません。
気持ちがくじけそうになりながらも彼女は46日間、書き続けます。
そして47日目に、電話が鳴って講座が満員になっていることを知らされました。
まだ見ぬ伴侶への手紙
もっと長期間、一つの目標に向けて書き続けた人もいます。
30代後半だった女性は、同じく「書く」方法で伴侶と出会いました。
彼女は「運命の人への手紙」をほぼ毎日、書き始めます。
手紙を書き始めて1年、二人が出会う日を書きましたが、彼は現れませんでした。
それでも手紙を書くことを止めず、自分の生活ももっと質の高いものにしようと努力します。
不安を覚えればそれも正直に書き、二人が出会う瞬間も具体的に書いています。
彼女が彼に出会ったのは、手紙を書き始めてから22カ月たったとき。
彼女は「手紙を書くことで、きっと出会えると確信を持てるようになった」そうです。
やってみる価値はある
この二つの例は、手帳に願い事を書いた後は忘れてしまう方法とは全く違いますね。
自分の気持ちを目標からそらせないためにひたすら書き続けるという、かなりな力技です。
でも、そうまでしても叶えたい望みがあるなら、一度やってみる価値はありそうです。
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