夢や願いを持っているのに叶わない場合があります。
その理由の一つがネガティブな思い込み。
いくら夢に向かって頑張ろうと自分に発破をかけても、心のどこかで「自分には才能がない」とか「私にはできない」などと思い込んでいると実現しないことになります。
思考は祈りと同じ
人は1日に6万個もの思考を持つと言われています。
しかもその6万個の98%までが前日の繰り返しだとか。
人って、毎日、同じことを考えているんですね。
だから「計画性がないから」「何をしても続かない」というようなネガティブ思考が癖になっていると、毎日毎日ネガティブなことを祈っているのと同じになってしまいます。
いくら頑張っても現実が変わっていかないのは、心の中で「うまくいかないように」と祈っているからです。
思い込みが現実に
心理学用語に自己成就予言という言葉があります。
これは、思い込みは根拠がなくても思い込んでいるうちに本当にそうなってしまうことを指したもの(悪いことだけでなく、良い思い込みなら良いことが起こる)。
例えば「自分は運が悪い」という思い込みを持っていると、知らないうちに影響を受けた自分の言動によって「運が悪い」と思うような出来事が起こってしまうことを言います。
思い込みは悪いことだけに働くのでなく、良い思い込みを持っていると良いことが起こります。
ポジティブ思考
ネガティブ思考はポジティブ思考に置き換えたほうがいいです。
一度身についた考え方の癖を直すのは簡単ではありませんが、思い込みが本当になるのは避けたいです。
私の場合で言うと、「腰が弱い」とか、「目が悪いから年取るともっと見えづらくなるかも」などを普段思っていますが、こんなことばかり考えていると実際にもそうなってしまいそうです。危ない。
自分の意識を向けたものは肥大するとも言います。
具合の悪い身体、嫌な出来事、腹の立つ過去などをいつまでも頭の中に置いておくべきではないのです。
もちろん体調が悪い場合は医療機関を受診するなどの対処は必要ですが、必要以上にそのことばかりを考えるのはよくないということです。
いきなりポジティブ思考は無理かもしれませんが、悪いことから気をそらす、ネガティブなことを考える時間を減らすことから始めれば徐々に変化していくとのことです。
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