「プチプラ服を素敵に着こなすにはコツがある」
と、人気パーソナルスタイリストの杉山律子氏は言います。
去年まで似合っていた服が今年はなんだか似合わないと感じるとき、着こなしに原因がある場合もあるとか。
「プチプラ服でも素敵に着こなす人が外さない鉄則」の内容をご紹介します。
服はそのまま着ない
ゆったりシルエットのシャツワンピースをそのまま着たら、メリハリがなくスタイルが悪く見えてしまいがち。おまけに安い服に見えたりも。
ウエストマークし腕まくりすることで、服に表情が出ます。足の形が気になる人はレギンスやタイツよりテーパードパンツを。
襟を遊ばせたり、ボタンを開けたり閉めたり。
こうして服に動きが出ることを「着こなす」と言うそうです。
服が似合わなくなったと感じたら、諦める前に服を自分に似合わせる作業をしてみることを勧めています。
肉感を出さない
年齢と共に、思わぬところに贅肉が付いてくるもの。
この肉感をできるだけ拾わないことが大前提。
特にブラジャーやブラトップ、お尻など、肉感は背面に出ることが多いので要注意。
肉感が出たりピタピタの服は、ロングカーディガン、チュニック、ロングブーツなどでカバーします。
身体ピッタリの服よりも、服の中で体が気持ちよく動かせるくらいのゆとりがあるほうが大事だそうです。
杉山氏はこれを「ちょいゆる」と呼んでいて、効果はマイナス3キロ&マイナス3歳分くらいだと言います。
「ゆる×ゆる」コーデは避ける
例えばチュニックとワイドパンツの組み合わせは、モデルさんのようなスタイルでないと着こなせないコーデ。
特にぽっちゃりさんがこのコーデでカバーしようとすると、膨らんで見えて体の面積が大きくなって逆効果だそうです。
簡単なのは「細×ゆる」コーデ。
トップスがゆったりしているならボトムスはテーパードパンツで細目に。
ボトムスがゆったりしているなら、トップスはシャープなものにしたり、タックインしてコンパクトにするとまとまるそうです。
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買った服を、そのまま何の工夫もなく着ている私。
「着こなし」からほど遠いと反省。
鏡の前に立つ時間を長くするところから始めましょうか。
「まあいいや」という言葉も封印して。
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