先日、服を買いに行きました。
欲しかったのは七分袖のシャツ。
ここ数年、真夏でも冷房が寒くて半袖が着られなくなっています。
外を歩いているときは暑いので、せめて七分をと思って。
青以外が欲しいのに
お店(デパートの中のお店)に入ると、七分袖(八分くらいかも)のシャツが目に留まりました。
ただ紺色だったのです。
私は青系が好きなので服も青が多く、コーディネートに困るくらい。
できれば青以外の服が欲しいと思っていました。
理由はわかりませんが、お店の人はその紺色のシャツを押してきました。
売ってしまいたかったのでしょうか。
それとも、押せば買う雰囲気でもあったのかな。
もっとゆっくり
結局、他にも見たのですが、これと言ったのがなくて、「さっきのを頂こうかな」とつぶやきました。
この時、私は独り言のつもりだったのです。
他には気に入ったのがなさそうだとわかっていて、もうちょっと見てから「やっぱりこれ(紺)にします」とちゃんと言うつもりでした。
ところが、そう言う前に、お店の人は紺のシャツをハンガーから外してお会計する準備をしていたのです。
ちょ、ちょっと待って。ちょっと早い。
その店員さんが強引だったとか、感じが悪かったとかいうことはないんです。
ただちょっと、私よりも少し、前のめりになっていたというか。
買って欲しい気持ちが、隠しきれていなかったというか。
コロナでお客さんが減っているのかな。
売上が足りなくて困っていたのかな。
そういえば、私がお店に入るなり、駆け寄る勢いでそばに来られて、ちょっとびっくりしたな。
なんて、いろいろ思いました。
気持ちのズレ
シャツが欲しくてシャツを買ったのですが、お店にはほかにもいろんな服が置いてありました。
買う気がなくても、こんなのもありますよ、ともっと見せて欲しかった。
お会計を待っている間に、気が付いた商品もあったのです(それが欲しかったわけではないけど)。
買った服が不満なわけではないけれど、なんだか急かされて買わされたような、モヤモヤしたものが残っています。
お店の人が買って欲しいのは当たり前で、お客のほうも、気に入れば買う気で来ている(そうでない場合もありますが)のに、ちょっとしたことでお互いの気持ちがズレてしまう。
このモヤモヤは何が原因なのか、自分でもよくわからないのです。
自分で決める前に先回りされた感じがするから?
接客って難しいですね。
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