トイレットペーパーが品薄になるらしいというデマが流れた時、買い置きがあるにもかかわらず、「念のために一つ買っておこうか」と思いました。
時すでに遅しで買えませんでしたが(常に動きが鈍い)。
「だから、こんな時のためにもっと買っておいたらよかったのに」と夫。
夫は防災の面からも、ストックしたいタイプです。
いっぽう私は余分なものは置きたくない人間です。だって邪魔だし。
トイレットペーパーの必要量は
話をトイレットペーパーに戻すと、どのくらい買い置きしておけばいいのでしょう?
日本家庭紙工業会によると、4人家族で1か月に16ロール程度の使用だそうです。
ということは、だいたい1人で1か月に4ロール使うということですね。
そして経済産業省も1か月の備蓄を勧めています。
国内生産の4割が静岡県で生産されているため、東海地震等が起こった場合には供給不足が起こるからという理由です。
我が家は3人家族なので12ロールほど備蓄しておけばよさそう。
今回トイレットペーパーが店頭から消えた時、家には12ロール入り1パックと、5ロールありました。
十分やん!
しかも今回はデマが原因で一時的に品薄になっただけで災害でもないのだから。
もっと買っておけと夫に言われる筋合いはないはず。
買い置きと不用品をため込むことは違う
いま片づけ中の夫の実家には、トイレットペーパーのパックが2つか3つ、ティッシュペーパーも1パック残っているのです。
こうした日用品も買いすぎていた義母のことを、夫は、
「戦争中の物のない時代を経験しているから、買い置きする必要性をよくわかっている」
なんて、たくさん買っておくことがいいことであるかのように言うのです。
たくさん買うことがいいことなら、どうして今私たちは片づけにこんなに苦労しているの?
必要なものを買い置きすることと、不用品なのに捨てずにため込むことは別じゃないの?
と思いましたけど黙っていました。
たぶん母親のやったことを否定ばかりしたくないのだろうと思って(私って大人)。
備蓄も必要
しかしまあ、トイレットペーパーの棚が空になったのを見て、不安になったのは間違いありません。
トイレットペーパーもマスクも、店頭から消えてはじめて気が付くありさまなので(とうてい転売ヤーにはなれない)、もう少し普段から買い置きするように心がけたほうがいいかもしれません。
コロナウィルスが治まったら、ちょっと買い足すことにします。
喉元過ぎればで、すっかり忘れてしまっている可能性もありますが。
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