ミニマリストの佐々木典士さんの「習慣こそが才能をつくる」という内容の記事を読みました。
「やるべきことを習慣に組み込めば、欲しい才能が手に入る」のだそう。
才能というと持って生まれた資質のことだと思っていたのですが、違うのでしょうか。
「才能」と「センス」の違い
佐々木さんによると、「才能」と「センス」という言葉を分けて使いたいと考えているそうです。
佐々木さんの思う才能とは、習得した能力やスキルのこと。
センスとは、その能力やスキルを習得するスピードのこと。
同じことを学んでも、センスがある人は周囲と比べて早く習得することができます。
でも、たとえセンスがなくても、才能を習得するための学びや行動を習慣にできれば、センスがある人よりは時間はかかっても、いつかは才能にたどり着くことができる、とのことです。
習慣化してしまえば、そしてコツコツ続ければ、それなりの場所に到達できるということですね。
習慣化の5ステップ
習慣化するためには5つのステップがあります。
1.止めることを決める
新しいことを始めるなら、何かを止めて時間を作らなければいけません。
何を止めるかは、佐々木さんは「自分の子どもに習慣にしてほしくないこと」を止めることをおすすめしています。
2.まずは「キーストーンハビット」から
要となる習慣のことで、例えば早起きを習慣化してしまえば、朝の時間に余裕ができて他のことも習慣化しやすくなります。
3.「やる気はやる前には出ない」と知る
脳の中でやる気を司るのは「側坐核」ですが、ここは待っていても働かず、実際になにかを始めることで活動するそうです。
やる気が出るのを待つのではなく、「まずやる」ことが大事。
4.やることのハードルを下げる
佐々木さんがジム通いを始めたとき、家から近いジムを選んだそうです。
履いていく靴やバッグも使いやすいものにし、とにかく行くまでの工程を簡単に。
5.毎日やる
週に〇回などとすると、今日はやる日だったかな?など考えることが多くなります。
とにかく毎日すると決めれば「考えることなく行う」ことができます。
習慣化できれば
佐々木さんは2019年から英語の勉強を始め、語学学校を卒業後もオンラインレッスンを受けているそうです。
先日受けたTOEICは930点。
見事に習慣化によって才能を得ているわけですね。
ちょっと励まされる内容でした。
私のように才能がなくても、習慣化によって何かできるようになるかも。
そう思わされました。
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