やりたいことがわからないとき「したくないことリスト」を作ると有効

夢や目標を持ちたいと思っていても、はっきりした形にならないことがあります。

なんとなく、こうなりたい、こうしたいと思うけれど、全然具体的じゃない。

もしかしたら自分には夢とか目標なんて、一つ持っていないのかもと思ったりして。

そんなとき、自分のやりたいことをはっきりさせるために、「したくないこと」をリストにするのがいいそうです。

「したくないこと」が有用な理由

やりたいことを見つけるために「したくないこと」のリストを作るといい理由は二つあります。

ファイナンシャルプランナーの園原新矢氏によると、したくないこと、嫌なことというのは必死で改善を試みたくなるものだからです。

嫌なことが重なればいつか耐えられずに行動を起こします。

自分の嫌なことを把握し、それを取り除く形で夢や目標を定めれば、行動を伴うやりたいことが見つかると言います。

もう一つの理由は、「やりたいこと」よりも「したくないこと」の方が根拠が明確なため。

「やりたいこと」を書くと、目標が大きすぎたり、他人の評価を気にしたりして、目指すところが曖昧になることがあります。

でも、「したくないこと」の基準は自分の感情のみ。他人に左右されることがありません。

そして、「したくないこと」は、「やりたいこと」よりもスラスラ書けることが多いもの。

したくないことを書き出すことで、本当は何がしたいのかがはっきりしてくるそうです。

「したくないことリスト」にはしたくないことの他に、

・どんな自分になりたくないか。

・何が欲しくないか。

なども書きましょう。

お馴染みの方法

この方法、日常生活でも使っていますね。

買い物するときに商品の選択肢が多いと、いらないものを弾いていきます。

値段が高すぎる(安すぎる)とか、容量が多すぎる(少なすぎる)とか、このメーカーは好きじゃないなど、人それぞれの基準があります。

最初にいらないものを除いて欲しいものを得る、それと同じやり方ですね。

馴染みのある方法なのに、夢や目標を決めるときに「したくないこと」はあまり考えません。

夢や目標というと、大きく考えなくてはと思うからでしょうか。

目指すべきものが欲しいけれどはっきり決められないとき、この方法を試してみたらいいかもしれません。

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