紅茶占いは、飲み終わったティーカップの中に残った茶葉がどのように見えるかで占います。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」にも出てきました。
ビクトリア朝時代のイギリスで大流行しました。
占いの解釈は地域ごとに違いがあり、年代によっても差があるそうです。
紅茶占いが流行ると、フォーチューンカップという専用のカップが商品化されるようになりました。
こうしたカップやマニュアルは今でもあり、専用の占い師もいるそうです。
ベニシアさんの占い結果
「ベニシアと正2」によると、イギリス出身のベニシアさんも若いころ紅茶占いをしてもらったことがあり、当たったそうです。
18歳くらいのとき、ミュージシャン仲間と一緒にマン島(アイルランドとイングランドの湖水地方の間に位置する島)をドライブしていました。
小さなコテージハウスを見つけ、クリームティーを注文しました。
飲み終わったとき、コテージの老女が紅茶占いをしてくれると言い出します。
ベニシアさんのカップを見た老女は、
「あなたは遠くの国に行って、母国には帰ってこないでしょう。小柄で痩せた肌の黒い若い男性があなたを待っていますよ。名前はハチ」
と言いました。
ベニシアさんは信じられなくて笑ったそうですが、その2年後、イギリスを離れてアジアへ向かいます。
さらに翌年、日本でハチという小柄で痩せた肌の黒い男性と出会い、のちに結婚したそうです。
ベニシアさんの最初の結婚のことのようですが、こんなにも当たるものなのですね。
コテージの老女の占いの腕がよかったということでしょうか。
紅茶占いのやりかた
1.お茶を入れる(茶こし、ティーバッグは使わない)。
紅茶のほか、緑茶やウーロン茶、ハーブティーでもOK。
2.占いたいことを心に思い浮かべながら静かに紅茶をいただく。
右利きの人は左手で、左利きの人は右手でカップを持つ。
3.ティーカップを渦を描くように3回まわし、ティーカップをソーサーの上に伏せる。
4.カップの中の茶葉がどんな模様を描いているかを読み解く。
カップに把手がある場合はそこから、ないときは12時の位置から始め、時計回りに読み取る。
カップの縁に近い部分、真ん中の部分、カップの底とに分けて分析する。
茶葉の読み取りってできるものなんでしょうか。手引書みたいなものがないと難しそうですが。
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