息子の友人で、俳優になりたい夢を持っている人がいます。
サラリーマンとして働いている今もその夢を捨てきれずにいるけれど、会社を辞めて俳優の道に進むことに両親は猛反対しているとか。
ただコロナの関係で今はオーディションも延期になっているとかで、今後どうなるかはわからないらしいと、去年の暮れに帰省したとき息子は言っていました。
すでに養成所へ
今回帰省した息子に聞くと、友人男性はとうとう会社を辞めて東京に行き、養成所に入ったそうです。
彼と親とのやりとり等を聞いていた息子は、「まるでドラマ見ているみたいだった」と人ごとのような感想(人ごとですが)。
両親の反対は変わらず、家出同然のような形で東京に行ったようです。
気持ちはわかる
同じ年頃の子どもを持つ親として、友人男性のご両親に同情してしまいました。
息子の夢を応援したい気持ちもあるでしょうが、せっかく入った大手企業を辞めてまで、芽が出るかどうかわからない道に進むことを反対したくなる気持ちはよくわかります。
しかも会社では海外出張なども任され、かなり期待されているようでした。
私も反対しそう。
でも反対したところで、息子の人生は息子のもの。
大人しく言うことを聞くとは限りませんから、静観するしかないかもしれません。
それに、夢を追いかけるなら若いときのほうがいいかも。
友人がいずれ結婚して子どもができてから会社を辞めると言い出したら家族は困るでしょうし。
本心は
ところが息子によると、友人は「あんまり前向きな感じではなかった」ようです。
もしかしたら、会社を辞めたい気持ちが先で、俳優への道は後付け?だったのかな。
本当の気持ちは本人にしかわからないことで、友人である息子もよくわからないようです。
コロナ禍で演劇などのエンタメ業界はただでさえ厳しい状況で、そこに参入しようとする新人にとって優しい道であるわけはないでしょう。
コロナであろうが
何かをやりたい、なりたいという夢を持っている人にとって、コロナ禍の状況は本当にやるせないでしょうね。
アスリートなどと同じく、俳優も年齢との勝負な部分があります。
今すぐやらないとと考える人にとって、コロナが収まってからでは遅いのでしょう。
息子の友人の人生がうまくいきますようにと祈るしかありません。
コメントを残す