先日テレビを見ていたら、「政府は、強制貯金20兆円が消費に回ることを期待しているようだ」と言っていました。
強制貯金というのは、コロナ禍で旅行や外食などができなくなったため、仕方なく貯金に回ったお金のことのようです。
そりゃ、みんないろいろ我慢してきたのだから、コロナが落ち着けばやりたいことはたくさんあるはず。
当然消費に回るでしょう!と思っていたら、「7920円の朝食」の記事を見かけました。
ロワゾ―氏の朝食
7920円の朝食を出しているのは、神戸北野ホテル。
総支配人・総料理長である山口浩氏は、師匠である世界的料理人ベルナール・ロワゾ―氏(誰?)より公式に朝食の再現を唯一許されているそうです。
その朝食が神戸北野ホテル以外の、あべのハルカスと兵庫県立芸術文化センターでも味わえることになった、という記事でした。
こんなメニュー
当たり前ですが洋食、ヨーロピアンスタイルです。
メニューは、
「焼きたてのパン、バターの香りで食欲を誘うフィナンシェ、そして国産栗の花のハチミツやハム、リンゴやラズベリーなど果物そのままの食感と味を提供する手作りのコンフィチュール(ジャム)」や、
「素材の酵素や栄養素をこわさず調理された拘りのジュース「飲むサラダ」」など、
「ロワゾ―の朝食をベースに“美味しさの感動”を表現するため独自の進化を遂げた唯一無二の朝食」
だそうです。ようわからん。
味を文章で説明するのは難しいですね。
「唯一許可された」朝食を他の2か所でも食べれるようになったというのは、やはりコロナ後の消費を見越してのことかもしれません。
即座に
ところで、7920円の朝食の話を夫にしたら、即座に「いらん」と返ってきました。
まあね、そう言うだろうとは思っていましたよ。
私はいまだに味覚・嗅覚減退中であまり味がよくわからないので、行こうと言われても断るつもりではありましたが、そんな心配いりませんでしたね~。
でもどうなんでしょう、7920円の朝食。
「こんなすごいものを食べた」というネタにはなりそうだけど、味なんてすぐに忘れてしまうだろうし。
だけど、心の中にほんの少し、「いったいどんなものなのか食べてみたい」という好奇心がないことはない。
いやでも高すぎる。だって朝食だし。
……などと、あれこれ考えて楽しんだのでした。
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