自己肯定感とは、自分のありのままの姿を受け入れ、自分は大事な存在だと思える気持ちのことです。
自己肯定感が高いとか低いとかは日常生活であまり口にすることがないかもしれませんが、自分に自信があるかどうかということです。
自己肯定感を高めるために、「自分自身が言ったことを実行する」という方法があります。
自分の言ったこと=自分自身
周りに、いつも約束の時間に遅れてくる人はいませんか。
その時間を指定したのはその人自身なのに、遅れてくる。
そういう人たちは「あの人は時間にルーズだ」と見られて、(時間に関しては)信頼されていないと思います。
自分への信頼も同じことです。
自分が言ったことは自分自身であるので、言ったことを実行していくと自分への信頼は高くなります。
自分で言ったことを守らない人は、自分を尊重していないことになり、自分への信頼は低くなってしまいます。
小さなことからスタート
自分が言ったことを実行する。
最初は簡単にできる、ごく小さなことから始めるのがコツです。
節約したいと感じているなら、一か月の食費をいきなり1万円減らそうとするのではなく、1週間の食費を千円減らすとか、1日の食費を数百円減らすところから始めてみる。
開運のためにトイレ掃除がいいと聞いてやってみたいときは、いきなり毎日ではなく週に3回から始めてみる。
あれもこれもとたくさん始めるのではなく、せいぜい1つか2つくらいにします。
確実にできそうな、ゆるいところからスタートします。
やろうと口に出したことを間違いなくできれば、自然に自分への信頼は高くなり、自己肯定感も高くなります。
少しづつ高く
最初のステップは簡単だと自分が一番わかっているわけなので、初めてすぐに自分への信頼がすごく高まって自己肯定感も高くなるわけではありません。
簡単なことから少しづつ目標を上げていく必要があります。
自分のやっていることを手帳やノートに書いておくと、うまくできたのでもう少し目標を上げようとか、簡単だと思ったのにできなかったのでハードルをもっと下げようとか、調整することができます。
・・・・・・
どんなに地味なこと、些細なことであっても、自分の言ったことを実行する。
それはヘアスタイルやファッションを変えるような、一見してすぐにわかる変化はもたらしません。
でも、確実に自分への信頼が高まり、自信につなげることができます。
コメントを残す