あまりにも有名になった、こんまりさんの本です。
今まで私は、「ときめくか、ときめかないかで判断? 自分には合わなさそう」と思い込んで読まずにきました。
始めて読んだのですが、面白かったです。売れるのわかります。
作者はこんな人
こんまりさんご本人がまず個性的。
5歳のときから主婦向けの生活雑誌を読み、15歳から本格的に片づけについての研究を始めたそうです。
なんと長いキャリア!
そして、5年ほど巫女さんとしても仕事をされていたそうで、家や物に感謝するところにそんな経歴が表れている気がします。
こんまり流片づけ方
こんまりさんのすすめる片づけはいたってシンプルです。
・場所別・部屋別に片づけるのではなく、モノ別に片づける。
・一気に・短期に・完璧に片づける。
・まずは「捨てる」を終わらせる。それから収納場所を決める。
などです。
そして、捨てるかどうかを見極めるときは必ずモノに触り、ときめいたら残し、ときめかないモノは捨てる。
この「ときめき」だけは実際にやってみないとピンときませんが、やってみたいという気になります。
ドラマチックな変化
片づけを一気に・短期に・完璧にやり終えた人の人生は、ドラマチックに変化していくのだそうです。
自分という人間を知るには、片づけをするのが一番の近道だとか。
片づけをすることで、自分が本当にやりたいことが見つかったり、転職したり、何かしら仕事に対する意識が変わったりする人は多いそうです。
部屋着について
部屋着について、こんまりさんは、下はジャージをはいて、上はトレーナーを着て過ごすことは最悪だと言っています。
理由は、「ジャージをはいていると、自然とジャージが似合う女になっていく」から。
ドキッとしました。まさしく私はジャージ愛用者なのです。
確かにジャージはときめかないかもしれませんが、これほど動きやすくて洗濯しやすく乾きやすく、汚れが気にならない衣類もないと思うのですが。
でも、こんまりさんはこう断言します。
誰に見られるわけでもない、だからこそ、最高に自分がときめく部屋着に着替えて、自分のセルフイメージが高まるようにすべきだと思いませんか。
そうかもしれません……。
ジャージ、やめようかな。
・・・・・・
この本を読んでいると、すごく片づけたい気持ちになってきます。
特に服を全部出して、片っ端から「ときめくかどうか」を確かめたい。そんな気になります。
片づけへの熱量が感じられる本です。
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