NHKのEテレ「猫のしっぽ カエルの手」で人気のベニシア・スタンリー・スミスさん。
目が見えにくくなる病気にかかっていることがわかりました。
ベニシアさんのこれまでの人生を振り返ってみたいと思います。
年齢、生まれ
ベニシアさんは1950年生まれの71歳。
イギリスの貴族の出身で、ダービシャー州にあるケドルストン・ホールとよばれる大きな屋敷に生まれました。
さぞかし優雅で贅沢な生活だったのではと勝手な想像をしてしまいますが、2歳のときに両親は離婚、幼いときはお母さんに会えるのは1日で数分だけという寂しい生活だったようです。
19歳のときにイギリスを離れ、インドを経て日本に来ます。
96年に京都・大原に移住します。
娘が2人、息子が2人
最初の日本人男性との結婚でできた子どもは長女サチア、次女ジュリー、長男・主慈の3人。
現在のご主人、梶山正さんとの間に次男・悠仁と、全部で4人のお子さんがいます。
次女のジュリーさんが産後欝から統合失調症を発症したことを公表されているそうです(ウィキペディアより)。
ジュリーさんには子どもの浄(じょう)君がいます。
末っ子の悠仁君も今は結婚して、クレアちゃんという娘さんが生まれています。
ハーブ教室で学費捻出
庭造りをはじめたベニシアさんは、2006年の『NHK 私のアイデア・ガーデニング・コンテスト」に応募し、特別賞を受賞。
これをきっかけに、長年続けてきた英会話学校に加えてハーブ教室も始めるようになります。
ベニシアさんがハーブ教室を始めた理由の一つは、ご主人の正さんによると、「長男の主慈の英・オックスフォード大学での学費捻出」だそうです。
でもベニシアさんって貴族の出身だったのでは?
実は、当時アイルランドでホテルを経営していたお母さんに、ベニシアさんが日本に定住することを言うと激怒され、「日本に行くなら、私からは一銭ももらえないと覚悟しなさい」と言われたそうです。
ベニシアさんは前夫から養育費をもらっていなかったため、がんばるしかなかったのですね。
でもベニシアさんは、このときのお母さんの言葉を、「母は母なりのやり方で、私を強くしてくれた」と言っています。
ご主人の正さん
カメラマンのご主人は、2007年の「ベニシアのハーブ便り」で、ようやくまともな収入を得ることができるようになったそうです。
とうことは、それまでは経済的にベニシアさんの英会話学校、そしてハーブ教室などに頼っていたのではないでしょうか。
その割にベニシアさんのガーデニングを、「趣味の域を超え、苦労や執念も見え、「鬼のガーデニング」と僕は批評した」と言うなど、ちょっとからかっているような言い方をしています。
でも、今では目を悪くしたベニシアさんに代わり、三食の食事の用意をご主人がしているそうですので、本当は優しい人なのですね。
CDを出す
目を悪くされてからのベニシアさんはよく歌を歌っているそうです。
十代のころ、フォークソンググループを作って活動していたそうなので、昔から歌が得意なのですね。
なんとCDまで出されました。
「何が起ころうとも楽しむことを忘れないで」という自身の言葉そのものの生き方をされていますね。
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