私は夫の両親と同居することはありませんでしたが(その代わり近居)、同居しているご家族はそれなりの数ありそうです。
ネット上だからかもしれませんが、子ども世代の特にお嫁さんに同居への抵抗は強いように見受けられます。
同居生活がうまくいっている家族ももちろん多いでしょうが、そういう人たちはネット上で文句言ったりしないので、同居の弊害ばかりが目に付くのかもしれません。
同居したくなかった義母
夫の両親は家を建てる際、いずれ息子夫婦との同居を考えて二階にも台所とトイレを作っていました。
ところが私たちが結婚して何年かたったころ、義母が夫に向かって、
「いつかは同居したいと思っているの?」
と、できれば同居したくない気持ちをにじませながら聞いてきたそうです。
夫婦二人で静かに暮らしているのに、幼い子どもが二人いる息子家族と同居するなんて、想像しただけで疲れると思ったのでしょう。
義両親にはよく子ども二人を預かってもらうことがあったので、一緒に住んだら大変なことになるだろうとわかっていたのだと思います。
義母は晩年、足腰が弱って一人では外出できなくなりましたが、それでも「一人で気楽に暮らすことができてありがたいと思っている」と言っていました。
電話一本ですぐに駆け付けてくれる距離に息子家族が住んでいたからこそ、安心して過ごせていたのだろうと思います。
夫もマメな性格なので、義母の要望に応えていましたので。
気を遣いそう
私も二人の子どもは可愛いですが、彼らが結婚しても同居はしたくないです。
今でも、子どもが帰省してまた勤務地に戻ったとき、寂しさと同時に気楽な日々に戻れる嬉しさも感じます。
すべてにおいて手抜きができる二人暮らしに、子ども一人加わっただけで負担が増えます。
自分の子どもでもこう感じるのですから、その配偶者や子ども(孫)まで増えたら……、いやもう遠慮したいです。
気は遣うだろうし、口にできなくてイライラすることも多そう。
そろそろ考えたほうが
義母の暮らし方(独居で近くに息子が住む)が一番いいかもしれませんが、ウチの子ども達は転勤があるし、夫とは性格も考え方も違うので、義母のような老後は望めないように思います。
どんな老後を過ごしたいか、なんとなくでも考え始めたほうがいいのかもしれませんが、なかなか実感できませんね。
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