Eテレで木曜の夜10時半から放送している「パリジェンヌの田舎暮らし」。
今回は「なつかしの味、発酵バター」でした。
マルシェでお買い物
番組はイザベルさんの普段の暮らしぶりからスタート。
古い街並みを自転車で走ってマルシェへ行ってお買い物します。
イチゴや、グルテンフリーのパンやクルミのケーキ、ズッキーニや砂糖を使っていないりんごジュースを買います。
イラストの仕事は頭がすっきりしている午前中に。
パリを離れてアングレームに住むようになってから、自然のモチーフに描くことが増えたそう。
ランチは、買ってきたズッキーニと玉ねぎを炒め、薄く伸ばした生地の上に乗せてチーズをかけて焼いた、夏野菜のピザ。
隣県の牧場へ
イザベルさんの祖父母は牧場を経営していて、祖母はたくさんのレシピを残してくれました。
祖母のタルトにかかせない発酵バターを買いに、隣のドュセーブル県まで出かけます。
自家製のバターやチーズが評判の牧場を経営しているのはアデライトと夫のパスカル。
発酵バターとは、乳酸菌を加えて一晩発酵させてつくるバターのこと。
「ほのかな酸味にコクのある優しい味」がするそうです。
試食させてもらったイザベルさんは「とてもなめらかで、豊かな味わい」だと言っていました。
バターのほかフレッシュクリームや搾りたての生乳も買って帰ります。
祖母のタルトのレシピ
祖母のレシピでりんごのタルトを作ります。
1.発酵バター80gと小麦粉160g、水コップ半分を混ぜあわせ、ふきんをかけて1時間ほど涼しい場所で寝かせます。
2.伸ばした生地を型に入れ、形を整えます。
りんごを切って並べ、砂糖150g、シナモンパウダーをふりかけ(お好みで)、220度のオーブンで25分焼きます。
3.フレッシュクリーム150g、牛乳大さじ3、卵2つを混ぜて卵液を作り、型に流し入れたらさらに20分焼きます。
4.仕上げに砂糖をかけて完成。
甘いもの好きな友達にあげようと、できたタルトを一切れ紙袋に入れていました。
ものを手作りし大切にすることを、イザベルさんは祖母から受け継いだそうです。
それをずっと守っていこうと考えています。
祖母の手縫いのレースのブラウスは、もう着ることはできないけれど、今も大切にしているそうですよ。
【こちらもどうぞ】
【前回のシリーズ】
コメントを残す