手持ちの中で一番古い服は14年前に買ったジャケットです(喪服や卒業式用のスーツを除く)。
裏がついていないので、春先や秋口には今でも着ています。
同じ服を長く着るにはどんなことが必要か、考えてみました。
着る人側の条件
体型を変えない
服を長く着る上で一番大事なのは、体型を大きく変えないということです。
太る・痩せるどちらの場合も服のサイズが変わるほど変化すると、まだ着られる服でも似合わなくなってしまいます。
服を傷めない
何かに引っ掛けて破れたり虫に食われて穴が開いたり、落ちない汚れをつけてしまったりすると、長く着ることができません。
頻繁に洗濯しすぎない
肌に直接触れるものは洗わざるを得ないので、どうしても傷みますね。
夏服だと十何年も着るのは難しいのではないでしょうか。
お気に入りではない
気に入った服は頻繁に着るので、結果早く傷んでしまうことになります。
「仇(かたき)のように着る」ことがないと、長持ちします。
服側の条件
体にフィットしない
「体型を変えない」ことが大事なのと同時に、服自体も体にぴたっとしないデザインのほうが長く着ることができます。
体重が同じでも脂肪は重力に負けてきますので、年とともにゆとりのある服が欲しくなります。
流行のデザインではない
私のジャケットは、洋服に詳しい人が見れば昔の物だと一目瞭然だと思います。
ただ私自身はファッションに詳しくないので、一見して「いついつ流行った形だ」とわからなければいいと思っています。
目立たない色
明るく目立つ色だと、「あの人、またあの服を着ている」と人に思われるのではないかと気になって長く着ることができません。
人はそれほど他人の格好を気にしていないとは思いますが。
私のジャケットは濃いグレーです。
春先にはちょっとうっとうしい色ですが、着る期間が短いので気にせず着ています。
ある程度の値段
ファストファッションの服がどのくらい長持ちするかを調べたことがないのですが、それほど長くは着られないように思います。
安いから気軽に捨ててしまうのか、生地が傷んで着られなくなるのかはわかりませんが。
14年着ているジャケットは27000円ほどで、私にとっては高価な服です。
そのためここまで持ったのかもしれません。
・・・・・・
私のジャケットは気が付いたら14年も経っていたという感じで、モノを大事にしようなどの考えがあってのことではありません。
おしゃれという点からは、こんなに長く着ることはどうなんでしょう?
ただ、「元を取った」ということだけは言えますね。
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