不用品を捨てると気分がすっきりする、と言いますね。
気の流れがよくなって、いいモノが入ってきやすくなるという風水の考えを聞いたこともあります。
私は自宅の片づけは大がかりなことはしていなくて、ちょこちょこ捨ててるだけですが、それでもごみを捨てるとちょっとすっきりします。
でも、反対に気持ちが沈む場合もあります。
私は夫の実家の遺品整理をすると、いつも気持ちがどんよりしてしまうのです。
残っている物に意識が向く
夫の義両親は揃ってモノの捨てられない人でした。
7年前に義父が、去年義母が亡くなって家の片づけをしています。
二階建ての家には不用品がいっぱい!
夫は残されたモノを見て「吐きそう」と言うのですが、確かにそうなるくらいのゴミの山です。
夫と私の違うところは、ゴミを搬入して実家に帰ってきたときの気分です。
夫は、「かなり片づいた。以前に比べるとすごく減った」と言うのです。
私は、「まだこんなに残っている。捨てても捨てても減らない」と思ってしまいます。
ポジティブな考え方とネガティブな考え方の見本のようです。
当然のことながら、夫のように考えないとまだまだ先は長いので、精神的に辛くなってしまいます(すでに辛い)。
見てすぐ分かる成果
片づけは今まで6回しましたが、まだ終わりは見えていません。
最後まで片づけ終えるまで、少しでもいいところを見るようにしないと自分がしんどくなるだけなのはわかっています。
そこで、夫にお願いをすることにしました。
すぐ目のつくところに床置きしてあるものを、必ず一つは捨ててと。
パッと見て「あれがなくなっている。床が広くなった」と思えたら、すごく片づいた気持ちになるからです。
前回の整理のときは階段下の物置を主に片づけたので、パッと見は何も変わっていないのです。だから疲れたのかも。
タンスの中を片づけたときも、見た目には変わりないため達成感を感じられませんでした。
パッと見てすぐわかるような大きな家具は業者に頼まないといけないので、捨てるのは小さなものになりがちなのですが、そこは仕方ありません(和室に置いてあるマッサージチェアを捨てたいけど)。
遺品整理は長丁場なので、自分の機嫌を取りながらがんばりたいです。
どれだけ減ったか、ということも忘れないようにしなくては。
遺品整理を始める前に写真を撮っておけばよかったです。
「(義両親は)どうして捨てなかったのか?」ということも、できるだけ考えないようにしよう(難しいけど)。
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