「生きている実感」を得るためには

ネットの記事を読んでいると、こんな文章が目に留まりました。

「毎日、自動運転モード(例えば、漫然と通勤し、何時間もネットサーフィンし、起きてから寝るまでのルーティンを繰り返す)で生きていると、人生は駆け足で過ぎ去り、目の前で失われているように感じてしまう」。

ぎょっとしました。

まさしく私のことです。

マインドフルネスを身につける

そうならいためには、マインドフルネスの方法を身につけることだと、ハーバード大の精神医学教授のロバート・ウォールディンガー氏は言っています(ヨガジャーナルオンラインの記事より)。

マインドフルネスの目標は、あてもなくさまよう傾向のある人の心を、「今この瞬間」に取れ戻すことにあるそうです。

今、ここに意識を向けることが、生きている実感をもたらすだけでなく、行動も高まります。

すでに起きてしまったことや、これから起こるかもしれないこと、あとでやらなければならないことを考えない。

すると、今この瞬間に意識が向き、どんな行動でも起こせるようになると。

マインドフルネスのやり方

マインドフルネスを達成するために厳しい瞑想修行は必要ないそうです。

立ち止まり、注意を向け、ありのままの状態を感じとること。

手にしている本の重さ、ページの感触、肌をかすめる空気の流れ、床の上に揺らめく光を感じてみる。

あるいは自分に「ここにあるのに、今まで気づかなかったものはなに?」と問いかけてみる。

いつでもどこでも実践できる方法で身につけることができるそうです。

「今ここ」に意識を

人の心はたいてい考え事でいっぱいになっています。

自分自身のこと、未来のこと、過去のこと。

すると、心は目の前の体験から切り離されてしまいます。

体が受け取る感覚、目に見えるもの、耳に聞こえるもの、今という時間を一緒に過ごしている相手を、五感を研ぎ澄ませて瑞々しく感じとります。

今ここにないものや場所のことは頭から追い出し、今という瞬間、ものごとや誰かが真に存在している瞬間の中に入っていく。

すると生きているという深い実感がわきあがってくるとのこと。

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この記事にあるように、私の頭はいろんな考え事でいっぱいになっています。

そして何かをしている最中でさえ上の空のときがよくあります。

こんな私でも、「生きている実感」を得られるようになるのかな……?

読んでいただきありがとうございました。
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