中山さんは「生活のメモ」というブログを運営されているブロガーさんです。
この本は2016年の出版。
感想を書く前にブログをのぞかせてもらったら、本では小さかった子どもたちが大きくなっていました(子どもさんの顔載せて大丈夫なんでしょうか?)。
本の内容は、「台所仕事を楽しむ小さな工夫」「家族が笑顔になる毎日のごはん」「心地よく暮らすための片づけ」「ストレスのないシンプル家事」「あるものを生かす 長く大切に使う」
の5つの章に分かれています。
写真がきれい
ワンプレートに盛り付けた朝ごはんがおいしそうで、この写真で本を購入したといってもいいくらい。
食べやすいおにぎりで、毎日具を変えたみそ汁やかスープがつき、煮物やぬか漬け、果物も。
誰か、こんな朝ごはん作ってほしい。
すばらしいのは朝ごはんだけではなく、パンも焼けば味噌も手作り、梅シロップやジャム、甘酒も作ります。
「私も子どもたちも食べることが大好き」というだけあって、おいしいものを食べることを楽しんでいることがうかがえます。
どこもかしこもスッキリ
IKEAの収納ボックスが並んだ納戸や、きれいに整頓された押し入れの中は、まさしくシンプルライフの見本のよう。
いつ、どんな時、誰に家中を見られても、片付いていなくて、または掃除が行き届いていないくて恥ずかしく思うことはないだろうなと思うほど。
洋服もスマホで管理しています。
洋服を選ぶ時の条件は、「着心地の良いもの、体型に合うもの、お手入れしやすいもの、ベーシックなもの、今の自分が本当に好きなもの」だそうです。
モノは大切に
ソールを交換しながら履くビルケンシュトックのサンダルに、ベルトを短くしたり金具の交換や内布の杯直しをしながら10年使うチーバのバッグ。
お気に入りのものを修繕しながら大事に使っています。
古くなったシャツをバッグにしたり、赤ちゃんのスタイ、くるみボタン、お手玉などにリメイクしています。
口の周りや鼻はガーゼ、テーブルにこぼれたものは台ふきんで拭き、ティッシュは使わないというところも、モノを大切に、ごみを増やさない工夫ですね。
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あまりにきれいな暮らしで、自分との差がありすぎて参考にできるところは見つからないけれど、「いいもの見せてもらった」とうっとりすることができます。
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