職場で嫌なことがあって萎縮し、それがトラウマになってプライベート時間も委縮したまま、さらに退職した後も自分も解放できない場合があります。
そうした職場トラウマを克服する方法を読みました。
サラリーマン向けですが、一般の人にも役に立ちそう。
書いているのは作家の潮凪洋介氏です。
不得意な教科で赤点をとっただけ
自分は不得意で嫌いな職についてしまっただけ。
得意で好きな仕事だったら、もっと業績は残せる!と、堂々と自分に言い訳しましょう。
そうすることで、心に「エスケープゾーン(避難区域)」を作ることができます。
感情暴走の被害にあっただけ
暴言を吐かれたら、その相手が「病んでいる」と考えてみます。
「自分ならあんな言い方はしない」と、無言で反論してみましょう。
そもそも”合わない”人が多かった
相性が合わない人が多ければ、もめ事も起きるし、嫌われもします。
「仕方のないこと」と周囲のせいにしてみれば、少しは心が楽になります。
「周囲が全部悪い」なんてことはないけれど、原因は自分以外にもあることが多いもの。
もっと「誰かのせい」にして自分を守りましょう。
〇〇なら時間を忘れて没頭できる
「企画の仕事なら時間を忘れて没頭できる」
「イベントの仕事なら努力できる」
など、自分が没頭できることを言葉にし、心の真ん中に置きます。
この考えかたが、自分が本当にやりたい生き方を見つける突破口になります。
〇〇な人とならうまくやれる
「もっと遊び心があって、シャレがわかる人ならうまくやれる」
「もっと向上心のある人となら仲良くなれる」
など、人間関係においてもわがまま宣言をしてみます。
自分を責めない
仕事でも仕事以外でも、きつく注意を受けたり、周りから無視されたりと辛い思いをすることはあります。
合わない人とうまくやれない自分を責めないようにしましょう。
屁理屈でも現実逃避でも、自分を守って受けた傷を癒すことで、自分本来の未来を見つけることができるかもしれません。
「「いい人」をやめて壁を壊し、サードプレイス(会社と自宅以外の第三の場所)で本当の人生をつくりあげよう」と潮凪氏は書いています。
自分にとって楽しく居心地のいいサードプレイスを見つけるためにも、トラウマは解消したいですね。
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