「何か一つ続けられるものが見つからない」という相談への回答は

人生100年時代、この先の長い長い老後に、何か楽しんでできる趣味が欲しいと思います。

読書は昔から好きだけれど、もうちょっと他のこともしてみたい。

でも、なかなか見つかりません。

あるブログで(ブログ主さんはおそらく60歳前後の女性)、「打ち込めるものが欲しい」と書いてあって、同じことを考えている人がいるんだなと思いました。

相談内容

ネット上のお悩み相談で、同じことを相談している人がいました。

仕事を辞めて何か一つ続けられることを見つけたいが、見つからないという68歳の人(男女は不明)。

この質問に対して、ノンフィクション作家の松原淳子さんが答えています。

松原淳子さんの答え

松原さんは、「実は、私も、ずっと見つけられずにこの年まで来てしまった」と言っています(松原さんは75歳)。

だから悩みはよくわかるけれど、そう簡単に探せるものではない。

松原さんの経験から言うと、

見つけものは探すのではなく、「これでいいのか」と考えながらもくじけずに日々を生きていると、向こうからやってくるもの

なのだそうです。

パートナーに出会うのも、必死で探しているときは見つからず、毎日を頑張っているときに「あれ、もしかしてこの人?」という出会いがあったりするのと同じだとか。

あまりガチガチになっていると、いいアイデアも出ないし、いい出会いも通り過ぎてしまう。

ちょっと肩の力を抜いて、「そのうち見つかればいいや」くらいの軽い気持ちになるほうがいい。

今は「見つける」時期ではないのだと考えて、運命に任せるのも方法だと回答していました。

探しながら年を取る

なるほどと納得する前に、松原さんが75歳まで探しても「何か一つ続けられるもの」を見つけられないままということにがっくり。

見つからない人は見つからないままに人生終わりそうですね。なんか悲しい。

とにかく行動を起こすことが第一歩なのでしょうが、いざ始めてみても「向いていない」とか「いつまでたっても上達しない」とか、いろいろ思うこともありそう。

「完璧に自分に合った趣味」なんて、ないのかもしれません。

やっていることより、一緒にやる人との交流が楽しければ続くのではないかと思ったりします。

「打ち込めるもの」「ハマれること」を探しながら年を取っていく。

寿命が延びたからこその悩みと言えそうですね。

読んでいただきありがとうございました。
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