マスクを外す機会が増えて、肌が気になります。
あれこれ肌に塗りたくなりますが、肌のためにはまずやらなくてはいけないことがあるようです。
薬膳料理家の阪口珠未さんは、中国留学中に師事していた先生に「若さの秘訣」を教えてもらったそうです(東洋経済onlineの記事より)。
3つの秘訣
その先生はお年を召した男性でしたが、肌が美しく、いつも元気で世界中の学会を飛び回っていたそうです。
その先生が教えてくれた3つの秘訣とは、
1.毎日、一握りのナッツを食べる
ナッツには種子から大きな木へ成長するエネルギーがつまっているので、食べると身体を若々しく保つことができると言っていたそうです。
2.骨つきの肉を食べること
豚足をお酢で煮たものを奥さんにたくさんつくってもらい、毎日少しづつ食べていたそうです。
そうすることで、肌がプリプリになるとか。
3.食べすぎないこと
先生は会食の機会がよくあったけれど、たくさん食べた日はもう食事はおしまいと考え、夜はネギとショウガのスープだけ飲んで寝ていたそうです。
翌日はお腹が空っぽになって、朝から元気に動くことができるそう。
こういうのを読むと、肌は食べる物からできているのだなあと思います。
ナッツは栄養豊富だけれどカロリーも高いと言われているので一握りなのでしょうか。
骨つき肉はコラーゲンでしょうね。
食べ過ぎないことが若さを保つことに大切なのは、アメリカのウィスコンシン大学の研究からもわかります。
アカゲザルを20年間保育し、一方のサルには十分な食事を、もう一方のサルにはその約7割、つまり腹七分目に抑えた食事を与えて観察しました。
結果、腹七分目の食事を与えたほうのサルは、制限しなかったサルに比べて毛もフサフサで、若々しい体を保っていたそうです。
内臓の鏡
以前に読んだ本では、「皮膚は内臓の鏡」だと書いてありました。
東洋医学では、シミであれ、おできやニキビ、湿疹、フケ、黒ずみ、口内炎、咳、痰、鼻血、鼻汁など、体の外に出てくるものは体内に生じた毒を排出していると考えるそうです。
調子が悪くてもツルンとした肌でいられるのは羨ましいように思いますが、悪い所が外に出ない=体が鈍い、ということで良くないらしいです。
肌だけを気にするのではなく、やはり体全体が健康であって初めて肌もきれいになるということですね。
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