余計な買い物をしないためには、何が「余計」であるかを知っておく必要があります。
言い換えると、自分に必要なものはコレ!とはっきりわかっていると、使いもしないモノを買うことはなくなるわけです。
自分に必要なものは何か。
それを知るには自分を知らなくてはなりません。
自分を知る
例えば服。
「こういう服は買わない」という基準がある人は多いと思います。
私なら、身体にフィットした服は買いません。
でも、買わない服はありますが、「こういうものしか買わない」というはっきりしたルールはありません。
制服化をしている人は、このルールがしっかりできているのでしょう。
自分が好きなもの、自分に似合うもの、自分が飽きずに使えるもの。
自分のことをしっかりわかっていると、買い過ぎることも、買い物の失敗も減らすことができます。
この「自分を知る」というのは難しいですよね。
なんとなくの好みはあっても、それほど厳密に考え抜いたことなどないし。
自分だけのたった一つ
そんなときにお勧めしたいのが、「自分だけのたった一つ」を決めること。
これは金子由紀子さんの本に書かれていたことです。
椅子でもコップでも、自分にとってのたった一つのものを選ぶことで、自分はこういう暮らしがしたいと明確なイメージを持つことになる。
「たった一つ」を持っていれば、他がなくてもやっていける、と。
テレビや雑誌で見たモノを、ふらふらと買ってしまうということもなくなるのです。
ちなみに金子さんのたった一つとは、
一脚しか選べないとしたら、木製で座面が広く座面高40㎝以下のもの。
一着しか選べないとしたら、藍染めの木綿の長袖ワンピース。
一足しか選べないとしたら、黒のスニーカー。
だそうです。
「たった一つ」を意識すると、流行とか「自分くらいの年齢ならこんな感じかな」などという考えが取っ払われて、そのモノに何を求めているのかがはっきりします。
私が服を選ぶならジーンズとか綿パン、靴は歩きやすければ何のメーカーでもいいからスニーカーとかになりそう。
まず動きやすさを考える人間だというのを改めて自覚しました。
こういうタイプは、いくら素敵なデザインの服でも多少動きにくいならば、もう絶対に袖を通すことはしないので買ってはいけないのです。
こうして、いろんなものに対する自分の好みをチェックしていけば、余計な買い物をすることもなくなります。
コメントを残す