Eテレで「鶏とパンケーキ~ターシャ・テューダーファミリーの四季~」を見て以来、ターシャに対する興味がわいてきました。
番組ではターシャの孫ウィンズロー一家が主に映っていますが、やっぱりターシャに興味があります。
やりたいことをやった人生だけど
ターシャの人生は、「やりたいことを思い切りやった」ではないかと思います。
離婚して4人の子どもを育てるなどの苦労もあったでしょうが、ずっと住みたいと思っていたバーモント州に住み、思い通りの家を建ててくれた息子という、これ以上ない協力者もいました。
思い通りに生きた人というイメージを持っていましたが、ウィキペディアを見ていてあることを見つけました。
ターシャの死後、長男セスとその息子を相手取り、他の3人のきょうだいが訴訟を起こしたというのです。
2年続いた訴訟
ターシャの死後、広大な土地など全遺産を受け継いだ長男とその息子に対し、比較的彼女とは疎遠だった残りの3人、アメリカ空軍に勤務する次男や、絵本作家やイラストレーターになった長女や次女が、本来相続できるはずだった200万ドルの美術品や、土地の半分などの遺産がもらえなかったとして長男相手に訴訟を起こした。
ウィキペディア
ターシャは亡くなる8年前に遺言を残していて、それによると長男と孫に土地不動産を与え、ほかのきょうだいにはそれぞれ1000万ドルを与えるというものだったそうです。
ターシャの庭は30万坪という広大な土地。そして庭は世界的に有名になっています。
ターシャ自身の絵本の印税のほかにも、ターシャはボストンの名家出身だったので、受け継いだ美術品などの財産もあったようです。
ターシャ自身は、自分を助けてくれたセスに十分なものを残したいという気持ちで3人との間に差をつけたのでしょうが、いくら母親と疎遠だったといっても同じきょうだいである3人は黙っていることができなかったのでしょう。
訴訟はその後、双方の完全な和解のもと合意したようですが、内容は非公開となっています。
ターシャから受け継いだもの
自分の死後、こういうことが起きたと知ったら、ターシャは何と言うでしょうね?
好きなように解決しなさいとか言いそう。お金のことにはあんまり関心なさそうですよね。
それより庭がどうなっているか、動物たちは元気にしているかのほうを気にしそうです。
訴訟にはなったものの、ターシャから受け継いだものは財産以外にもたくさんあるでしょうから、子どもたちにとってはやっぱりありがたい母だったのではないでしょうか。
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