節約を考えたときに、手を付けやすいのは食費。
「食費を制することが、家計を制する第一歩」と言うのは家計再生コンサルタントの横山光明さん。
横山さんは「1週間サイフ」を提唱しています。
「1週間サイフ」のやり方
1.まずは財布を二つ用意。
1つは食費用、もう一つはそれ以外の支出用です。
この時点では、財布にまだお金は入れません。
2.次は、「何を食費とするか」を決めます。
共働き外食が多い家庭が、自炊だけを食費と考えると抜け穴だらけになります。
また、ラップやゴミ袋など、食材と同じスーパーで買うことが多いのなら、レシート管理のしやすさから食費にまとめても可。
家庭に応じて「食費」の定義を作っておきます。
3.これまで通りの食生活を送り、食費分のレシートを「食費用財布」に入れていく
食費用財布にお金はまだ入っていないので、元の財布から支払いをし、レシートだけを食費用財布に入れます。
レシートがない場合はメモを入れ、一か月一度程度で購入する米代などのレシートは別の財布に入れておきます。
4.1週間たったら集計。これを4週間繰り返す
これで大まかな消費傾向が見えます。
4週間繰り返すことで、出費の波を平準化した数字がわかります。
集計したら、週当たりの平均支出を出します。
日々の食費と米代などは分けて集計します。
5.2割節約となる現金を食費用財布に入れる
1週間の平均支出が2万円だったなら、2割減の1万6000円を食費用財布に入れます。
米代などは一か月分の予算額を別の財布に入れます(予備のお金もここに入れます)。
あとは財布に入った現金のみで1週間やりくりするだけ。
途中でお金が足りなくなったら「予備のお金」で乗り切りますが、翌週はこの金額を最引いた予算でやりくりするようにします。
1週間たったら財布をリセット。これを繰り返します。
この「1週間サイフ」で、食費が半減した人が続出したそうです。
「1週間」が大事
この方法、「1週間」単位でやりくりするところがポイントですね。
1か月では長すぎて、何をどう買いすぎているのかさえわからなくなります。
元国税局職員のさんきゅう倉田さんも、1週間単位でのやりくりを勧めています。
私も今は1週間単位です。
食費をもう少し減らしたいと思うようになったら、「1週間サイフ」を試してみようかな。
コメントを残す