片づかない家の悪影響。警察や消防の人の話

片づかない家が与える悪い影響はいろいろあります。

四六時中探し物ばかりしている、同じものを複数買ってしまう、家の状態を見られたくないので人を呼べない、などが考えられます。

物が多いと掃除もきちんとできず、ホコリがたまりがちで体にもよくなさそう。

イライラする、家にいてもリラックスできないなどのデメリットもありそうです。

もっと大ごとになりそうな話を目にしました。

鑑識課の話

本で読んだ話です。

警察の鑑識課の人たちは事件の現場に立ち会うことが多いのですが、

「事件の現場となるところは、台所が汚れていて、食器も片づいていないところが多い」

と言っているそうです。

2つの県警の鑑識課の人が言っているそうで、一人だけの感想ではないとのこと。

押し込み強盗(点検業者や宅配業者を装ってドアを開けさせて押し入り、金品を奪う)などは家の状態は関係ないと思います。

でも、人との付き合いがトラブルに発展して事件に巻き込まれるような場合は、片づかない部屋が原因とまで言えないまでも、関係ないとは言えなさそうです。

「部屋の乱れは心の乱れ」と言いますが、「心が乱れる」とは人間関係の乱れも含まれるのかもしれません。

消防士の話

もう一つ、同じようなことを消防士の人も言っているそうです。

それは、「雑然として片づいていない家はなぜか火事になりやすい」ということ。

単純に燃えやすいものがたくさんあるということかもしれませんが、それなら紙や布を多く扱う場所がしょっちゅう火事をおこしているかというとそんなことはありません。

やはり片づかないということは、物や火の管理もいい加減になりがちだということではないでしょうか。

自分を大切に

警察や消防の人の話を聞くと、ちょっと心配にもなりますね。

でも、仮に物が多くても、きちんと管理・手入れできているなら問題はないと思います。

ここで言う「片づかない」は単に物が多いだけではなく、家じゅうをゴミ箱のように扱っている場合なのではないでしょうか。

家や物をぞんざいに扱うのは、自分自身を大切にしないことと同じ。

事件に巻き込まれたり、火事を出しかねないというのは納得できる話です。

読んでいただきありがとうございました。
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