最近ユーチューブを見て楽しんでいます。
見るのは動物(柴犬が可愛い!)や、ピアノ演奏、外国のタイニー・ハウスなど。
最後まできっちり見ることはなく、次々変えながら見続けています。
大半の動画は単にお楽しみのため。
でも中にはやる気がアップするものもあって、それはお掃除動画です。
普通の主婦の掃除がいい
プロの人の動画は勉強になることも多く、「また今度マネてみよう」と思うのですが、掃除が好きでない私のやる気が出ることはありません。
好きなのは、ごく普通の主婦(に見える)がただ掃除をしている動画。
こういうのを見ると自分もやらなくちゃという気持ちになってくるから不思議。
家じゅうに掃除機をかけて拭き掃除をして、というようなフルコースの掃除よりも、
「こんな洗剤を使ってドコソコの掃除をしました」
というピンポイントなもののほうがやる気が出やすいです。
広範囲な掃除を見せられると、それだけでげんなりしてしまうのですが、ピンポイントの掃除だと「やってみよう」という気になるみたい。
実際、動画を見た次の日に風呂扉のパッキンの掃除をしました。
いやあ達成感!
まああれです、普通の人ならルーティンで掃除しているような箇所ですよね……(恥)。
スーパー主婦になれるかも?
お掃除を動画を見て掃除のやる気が出るということは、動画をうまく使いさえすれば、こんな私でもスーパー主婦に生まれ変われる可能性があるかも??
……というような都合のいい話はないわけで、手芸の動画を見て楽しむことはできても自分でやろうとは思わないし、作り置きのお料理動画を見ることはありますが、自分も作ろう!と思わないのが我ながら不思議(なんでだろう?)。
なぜお掃除動画だけに反応しているのか、自分でもよくわからないんですよね。
掃除の描写が好きなのかも
もしかしたら人が掃除しているところを見るのが好きなのかもしれません。
村上春樹の初期の作品に「羊をめぐる冒険」という小説があります。
最後のほうで、主人公が友人を追ってたどり着いた北海道の家を掃除するところがあるのですが、そこが好きで何度も読み返したことがあります。
自分で掃除するのは好きではないんですけどね。
見ていると(読んでいると)自分の周りがきれいになったような錯覚を覚えるんでしょうか。
コメントを残す