暑くなり家の中で裸足で過ごすようになってから、布ぞうりを使っています。
母にもらったものですが、母も誰かからもらったようで、手作りなのか買ったものなのかわかりません。
親指と人差し指の間が鼻緒で刺激され、気持ちがいいです。
メリット
布ぞうりは、浮き指や外反母趾の予防、姿勢がよくなるなどのメリットがあるそうです。
ウチの家は狭いためそれほど歩き回ることもできませんので、効果を感じることができるかどうかはわかりませんが。
単純に気持ちがいいので、涼しくなるまでは使いたいと思います。
坂井より子さん(3世代同居で9人分の食事つくりをしている)は1年中、布ぞうりを履いている、つまり1年中裸足だそうです。
冬は暖房をかけているとは言っても、冷え性の私には考えられないことです。
坂井さんは3世代同居で9人分の食事を作るのに3時間立ち通しだそうなので、その運動量のせいかもしれませんね。
昔の女性
昔の女性は、月経をコントロールすることができたらしいのです(今でもできる人はいるとのこと)。
日常的に着物の生活をしていたころは、月経時には綿花を丸めたものをフタとして使い、トイレで出していたそうです。
こうしたことができたのは、着物や下駄、ぞうりを身につける生活のおかげだったとも書いてありました。
着物は、からだ全体をゆるめ、骨盤底が自然に引きあがるような姿勢が取りやすい。
鼻緒のある下駄やぞうりは、足指の間が圧迫され、踏ん張るような形になる姿勢がからだを引き上げるのに都合がいい。
さらには正座も、「からだをゆるめて骨盤底を引き上げ、からだの中止軸を作るような日常的トレーニングだった」とあります。
日本舞踊をされている人は、踊りの歩き方と同じそうなのでピンとくるかもしれません。
洋風の生活になり、昔に比べてずいぶんと便利になったことで、なくしてしまったものも多いのですね。
布ぞうりで、昔の生活の“かけら”でも感じることにします。
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