まわりの人から大切に扱ってもらえる自分になる。
そうなれれば素敵ですよね。
それには「自分を大切に扱う」ことです。
自分を大切に扱えば、周りの人も自分を大切に扱ってくれる。
なぜでしょう。
割れ窓理論
心理学に「割れ窓理論」と呼ばれる理論があります。
建物の窓が割れているのを放置すると、さらに割られる窓が増え、そのうち街全体が荒れてしまうという理論です。
きれいな所でゴミをポイ捨てするのは抵抗があっても、ゴミだらけの場所で捨てるのは平気だと感じる人は多いでしょう。
これと同じことが人に対しても起こります。
自分を大切にしている人を雑に扱うのは抵抗があっても、自分自身を雑に扱っている人に対しては同じように雑な扱いをしてもいいような気がするのです。
だから、自分を大切にすることが、周りからも大切にされることにつながるのです。
よし、これからは自分を大切にしよう、と思いましたよね。
でもどうやったらいいのでしょう。
自分の気持ちを大切にする
日々の生活の中で「好き・嫌い」「したい・したくない」と感じることがたくさんあると思います。
そんな自分の気持ちを大事にする。
嫌いなことやしたくないことでも避けられないことはありますが、そんなときでも「自分はこれが嫌い・やりたくない」という気持ちを持っていることを認める。
その上で、嫌なことでもちゃんとやった自分を褒める。
どうせやらなくてはいけないのだからと、嫌いではないフリをして自分の気持ちを押し殺していると、そのうち何が好きで何が嫌いなのか、自分でもわからなくなってきます。
まずは自分の気持ちを受け入れましょう。
「なんでもいい」と思わない
食べるものも身に着けるものも、「なんでもいい」と思って選ぶのと、「自分にはこれがいい」と思って選ぶのとでは全然違います。
高価なものがいいというわけではなく、自分のために丁寧に選ぶというのが大事。
主婦の人なら家族が優先で、特に子どもが小さいときは自分は二の次三の次になりがち。
それでも、お茶ひとつでもハンカチ1枚でもいいので、自分を大切にするために選んでみましょう。
潜在意識は主語を解さない
潜在意識は主語を解さないので、例えば人を貶したり悪口を言うと、自分に対して言っているのと同じことになります。
主語を解さないのですから、相手は人だけとは限りません。
ドアを叩きつけたり、服を皺くちゃのままに放置するなど粗雑に扱うことは、自分をそう扱っているのと同じことになります。
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すぐにすべてを変えることができなくても、少しづつ変えていくことは可能です。
自分自身を大切にすること、今日から始めてみませんか。
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